第4回U-16プロコン三重大会、小学生も多数参加

 10月18日『U-16プログラミングコンテスト三重大会』最終審査会が三重県伊勢市のザ・オランジェガーデン五十鈴川で開催された。前日は12月初旬の寒さだったが、当日は晴れて気温も上がり会場の熱気を更に盛り上げた。大会実行委員長の鳥羽商船高専・江崎教授が開会を宣言し、一次審査から選考された20名の本選が始まった。

20201020NPO_01.JPG

開会を待つ参加者

 開会式では、マスヤグループ本社の神山大輔執行役員が挨拶し、コロナ感染が収まらない中で実地開催できた喜び、プログラミングコンテストに参加した生徒さんたちへの期待を述べた。

20201020NPO_02.jpg

挨拶するマスヤグループ本社執行役員グループCIOの神山大輔氏

 今回は、伊勢ITジュニア育成交流会が主催した『ちいさいおともだちのためのプログラミングきょうしつ』で学んだ小学生3名も最終審査に進んだ。最終審査は作品紹介の動画と審査員によるヒアリングで、参加者は半数以上が小学生だ。将来が楽しみだと審査員も質問に熱が入っていた。

 審査員による投票結果、最優秀賞に輝いたのは中学1年生の吉髙僚眞(りょうま)さん、同じく中学1年生の長島希果(ののか)さん。甲乙つけがたい同点で2名の表彰になった。

 吉髙僚眞さんの作品は、コロナ禍でも安心して遊べる非接触型クレーンゲーム『とりまとりま』、長島希果さんの作品は、救急車が交差点を通るまえに自動的に信号が変わる『救急車お助けシステム』、どちらもしっかり手作りされた模型にセンサーが取り付けられている。

20201020NPO_03.jpeg

吉髙僚眞さんの『とりまとりま』

20201020NPO_04.JPG

長島希果さんの『救急車お助けシステム』

 吉髙さん、長島さんは、来年1月22日にオンラインで開催されるBCN ITジュニア U-16賞を受賞する。