NPO法人ITジュニア育成交流協会は1月14日、東京・品川インターシティで、すぐれた技術をもつ若者を表彰する「BCN ITジュニア賞 2020」の表彰式を開催した。(共催/BCN)会場には、BCNが1月15日に発表した「BCN AWARD」受賞企業やデータ提供会社、NPOの協賛企業各社の代表者、BCN ITジュニア賞を受賞した学生の指導教員などが集い、受賞者に激励の拍手を送った。
BCN ITジュニア賞2020の受賞者は以下の通り
●:::doc ――自動点字相互翻訳システム―― 制作チーム(国立東京工業高等専門学校)
●Gulliver Blocks ――VRで新しい創造体験を―― 制作チーム(国立東京工業高等専門学校)
●独立行政法人国立高等専門学校機構東京工業高等専門学校 チーム(国立東京工業高等専門学校)
●チームKDR(山梨県立都留興譲館高校)
●眞部智也さん(ECCコンピュータ専門学校)
●上原直人さん(開成中学校)
●大門 巧さん(東海大学)
●冨田晴生さん(Hope International Academy Okinawa)
●川島大和さん(富山県立砺波工業高校)
受賞者代表の挨拶では、国立東京工業高等専門学校 情報工学科3年生の田村雄登さんが「高専プロコンを通じて多くの学びを得ました。指導していただいた顧問の先生や先輩方に感謝します。今後も後輩に引き継ぎ、強豪校を目指します」と力強く語った。
続くBCN ITジュニアU-16賞の表彰式では、U-15/U-16プログラミングコンテストの「北海道大会」「愛知大会」「三重大会」「長野大会」「山梨大会」「和歌山大会」「松山大会」「福岡大会」の優勝者8名を表彰し、NPO協賛企業の代表者が賞状とトロフィーを授与した。
今年もBCN ITジュニア賞の司会は愛媛県立松山工業高等学校・放送部の皆さんが担当してくれ、華やいだ空間を演出してくれた。
BCN AWARD2020受賞企業の表彰式を兼ねた懇親会は、日本のものづくり、企画・開発にかかわるトップベンダーと、未来を担うITジュニアの皆さん、IT技術を教える先生方との交流を目的としている。会場内に展示された受賞作品ブースでは、称賛とともに質問が飛び交い、盛んに交流がおこなわれた。