2021年リユースPC寄贈斡旋プログラム
2021年04月08日
ニュース
ITジュニア育成交流協会が2012年から取り組んでいる『リユースPC寄贈斡旋プログラム』は、企業で入替対象になったパソコンを情報技術系の専科がある高校に「自由に使うことができるPC」として、OSを削除した状態で寄贈するもので、協会は企業と学校の仲介役として機能する。
今年はJBCCホールディングス、パシフィックネット、サードウェーブの3社から工業高校2校に計27台のリユースPCが寄贈された。
JBCCホールディングスは昨年に引き続き本プログラムに参加、入替対象になったノートパソコン15台を岐阜県立岐阜工業高校・電子工学科に寄贈した。岐阜工業高校は昨年12月におこなわれた「工業高校生ものづくりコンテスト岐阜大会」で上位入賞を独占した実力校。電子工学科の高坂武司先生は「生徒にPCの環境設定から体験してもらえる」と喜んでいる。
初めてプログラムに参加したパシフィックネットは全国でIT機器レンタル・運用管理・データ消去・リユースPC販売等を展開している。予てから各種NPOや教育機関へのPC寄贈を積極的に行っており、今回、法人への販売も可能な高品質リユースデスクトップパソコンと液晶モニタ各10台を寄贈する話がすぐにまとまった。サードウェーブは2016年から参加、今回はノートパソコン2台の寄贈となった。2社の寄贈先となった和歌山県立田辺工業高校・電気電子科の竹居栄治先生は「パソコンの台数が全体的に不足していたので、たいへん助かる」と感謝を述べた。田辺工業高校・電気電子科では、学校の取組みとして近隣の中学校へプログラミングの出前授業をおこない、地域のIT教育に大きく貢献している。
『リユースPC寄贈斡旋プログラム』に関しては、HPのお問合せコーナーまたは電話でお気軽にお問合せください。